子供の読書活動は、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、想像力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力をつけていくうえで、欠かすことのできないものです。
日高市立図書館では、すべての子供が“かけがえのない一冊の本”に出会えることを願って、子供と、子供の周りの【大人の方】にも、読書活動に理解と関心を高めていただけるように、様々な取組を進めております。
『ブックスタート』とは、赤ちゃんと保護者の方が、絵の本を介して、ゆっくりと心触れ合うひと時を持つ環境をつくる活動です。1992年に英国のバーミンガムではじまり、日本では2000年の「子ども読書年」を切っ掛けに紹介され、現在では、地域の子育て支援運動として各地に広がっています。
日高市保健相談センターで実施する「4ヶ月検診」の際に、受診する赤ちゃんと保護者の方へ、絵本をプレゼントしています。
赤ちゃんにとって、やさしく語りかけてもらう時間は、とても大切です。 赤ちゃんは未だ言葉を理解したり、字を読んだりできなくとも、絵本を読んでくれる人の気持ちを受取、豊かな心を育んでいきます。掛け替えのない大切な赤ちゃんを抱っこし、絵本に開き、心を通わせ、絆を築く、掛け替えのない大切な時間をつくることを応援する事業です。
乳幼児と連れた保護者が、子供の泣き声などを気にせず来館し、図書館でゆったりと寛いだ時間を過ごしてもらうことの目的に『あかちゃんタイム』を設定しています。
赤ちゃんの頃から本と出合えて、親子で本と親しめるよう、図書館スタッフが絵本や子育ての本の紹介、お薦めしたいブックリストの作成・配布を行うことにより、親子で触れ合う貴重な時間を、図書館で過ごして貰えるように、応援します。
図書館・図書室(開架室)には、靴を脱いで、床に座って、お子さんと一緒に絵本を読んで楽しんでいただける「キッズスペース」があり、本や紙芝居などの様々な資料を揃えています。是非、色々な本を手に取ってみてください。
図書館・図書室(開架室)に付帯するウッドデッキの隣に滑り台があります。
図書館スタッフにお声がけください。
(注意)部屋の使用状況によって、利用できない場合があります。
読書をすることで、子供たちは、新しい世界を知り、心を育んでいきます。子供のひと時の時間は、ひとの一生の中では短い掛け替えのないときです。
子供たちが本に出会い、本に触れる機会を増やし、読書活動を通じて生きる力を育み、豊かな心を育てるための環境の整備を目指して、様々なイベント・映画会・おはなし会を開催しております。
『セカンドブック』とは、「ブックスタート」で始まった、絵本との関わる事業を継続して欲しいという保護者の方の声を受け始まった活動です。
市内の小学校に図書館スタッフが伺い、『セカンドブック』でプレゼントする本のリストを配布するとともに、新1年生の皆さんに向けて図書館の利用案内を行います。
『セカンドブック』の引渡の方法は、「図書貸出券(図書館カード)」を図書館カウンターで提示していただくと、リストの中から好きな本を1冊プレゼントします。
図書館の司書が、読書の楽しみを伝え、子供と本を結びつけるため、児童にお薦めの本を図書館の蔵書の中から選書して、照会文を付けて、冊子体のブックリストを作成・配布しております。
事業の時間に、おはなし会(ストーリーテリング(おはなし語り)・本の読み聞かせ)を、図書館スタッフと図書館協力ボランティアが、行います。
本は、日高市立図書館の絵本を配架している「ポケットうさぎコーナー」の中から選書します。
※:選書に関して、ご要望等があれば、ご相談ください。
所要時間は、30分程度です。
事業の時間に、ブックトークを司書資格を有する図書館スタッフが、小学3年生を対象に行います。
ブックトークとは、或るテーマに沿って、何冊かの本を順に紹介し、子供たちに本に関する興味を抱かせる手法・技法です。
絵本の挿絵を見せながら、1冊の本を最初から最後まで読んで聞かせる読み聞かせとは異なり、その本のお薦めポイントを掻い摘んで、見せたり、聞かせたりして、好奇心を擽り、興味を掻き立てます。
これにより、子供の「本を読みたい」と云う気持ちを引出します。
日高市内の学校の教職員の方に、50冊を上限に図書を貸出できる団体貸出サービスを行っています。授業に使う図書資料が必要だけど、学校図書館の本だけでは難しい…というとき、お役立てください。
図書館スタッフが、図書室(開架室)内を案内します。
※:ファクスで実施希望日の1ヶ月前を目安にお申込ください。
※:実施希望日に複数の学校からの申込があった場合は、先着順で受付ます。